オーディオテクニカ AT-SP350TV ワイヤレススピーカー 購入レビュー

親の難聴対策で8年ほどオーディオテクニカのAT-SP770TVを使ってきたけど、充電池の寿命がとうに超えていたので新しいものを探す。JVCのお手元スピーカー東芝 TY-WSD11Wなどの同種の機器や、シャープのネックスピーカーも考慮したものの、どうもオーテクのこのタイプを越えられそうなものが見つからない。ただ後継のAT-SP767XTVは1.5万円とやや高いので決めかねていた。で、結局半額程のAT-SP350TVを購入。

Audio Technica ST-SP350TV 

無線タイプの違い

上位のAT-SP767XTVの2.4GHz デジタルワイヤレスに対して、AT-SP350TVは赤外線。途切れたりといった電波の届きが悪いことを心配していたが、元々リビングのテレビの音をキッチンでも聞きたいといったような使い方ではなく、テレビの前を横切ったりしても音が途切れるようなことはないもよう。環境によっては何かと干渉することもあるかもしれないけど、今のところ問題なし。

音の違い

両者とも映画を多少厚みがある音でといったことは想定していないけど、声などはAT-SP767のほうが声などがはっきり聞こえた。AT-SP350ははっきり音にしても期待するほどの変化はなくややこもって聞こえる。コーンの素材が落ちる?のとステレオに対してモノラルというのもあるだろうけど、赤外線が音がいまひとつというのもあるのかな?? でも、親が聞きづらいということもないので合格ライン。

使い勝手

前のものは内蔵の充電バッテリーがヘタって、最後は交換用バッテリーも手に入りづらい状況だった。新しいものはACアダプターも付属しているけど(前は別売り)、基本は単3×4本。ややパワーは落ちるけどうちはエネループx4本。何が違うかというと、送信機の電源スイッチを自動にしておくと、送信側をいちいちオフにしたり充電台に本体を戻す必用がない。親にとってはこの点が楽らしい。視聴時間による違いが大きいだろうけど、うちは1日2〜3時間程度の利用でエネループで半月以上はもつ感じ。使いきった4本の電池を充電するのに200分程度はかかる。

Audio Technica ST-SP350TV

AT-SP450TVとAT-SP350TVの違い

“かんたんリモコン” と呼ばれる、本体にテレビの電源、チャンネルと音量のコントロールボタンがあるかないかの違い。親がテレビ付属のリモコンにも慣れているし、チャンネル移動も上下ボタンだけなので、450にしたところで使い勝手の向上感に乏しいだろう。

結論

AT-SP350の0.7万円に対して、AT-SP767が1万円程ならそちらを選んだかもしれない… と思っていたけど、充電台に戻す煩わしさから解放され、エネループでOKになっただけでもこちらにして正解だったと感じている。

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